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鉃鋼ビルディングのSDGsへの取り組み
―誰もが輝きだす場所へ。―

SDGsについて

鉃鋼ビルディングのSDGsへの取組み

誰もが輝きだす場所へ。
私たちは、「多様化する社会において、人が活躍する場所の環境価値を創造し、社会に貢献する」と言う経営理念のもと、大型複合ビル「鉃鋼ビルディング」を中心としてSDGsの中で11の目標を選定し、多様で持続性のある社会の実現に向け様々な活動を行なっています。
スローガンは「誰もが輝きだす場所へ。」です。

飢餓を終わらせ、⾷料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する

ターゲット

2.1飢餓を撲滅し、安全で栄養のある⾷料を得られるようにする

取り組み:災害備蓄品のフードバンクへの寄付
当「鉃鋼ビルディング」では、万一の災害に備え、2000人×3日分の食糧を常時備蓄しています。
当社では、この備蓄食料の一部を福祉施設や生活困窮者への食品提供など様々な支援を行なっているフードバンクへ定期的に寄付し、フードセイフティーネットの構築支援をするとともに、企業からの食品のロス対応に努めています。

備蓄倉庫

ジェンダー平等を達成し、すべての⼥性及び⼥児の能⼒強化を⾏う

ターゲット

5.1女性に対する差別をなくす

5.4無報酬の育児・介護・家事労働を認識評価する

5.6性と生殖に関する健康と権利への普遍的アクセスを確保する

取り組み:「誰でもトイレ」「授乳室」の整備
当ビルではジェンダー平等の理念から、南館1階リムジンバス待合ラウンジ付近と地下1階飲食店街Tekko avenueの「誰でもトイレ」に分かり易くレインボーマーク表示を採用しています。
この「誰でもトイレ」は、地域行政(東京都千代田区)の意向に協力し、「ちよだ安心トイレ」として、観光や買い物で当ビルを訪れる方々にも開放しています。
また、リムジンバス待合ラウンジ付近にはミルク専用給湯器やオムツ交換台等を備えた授乳室も設置し、女性の社会活動を応援しています。

レインボーマーク
授乳室

すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

ターゲット

6.2全ての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成する

強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続 可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る

ターゲット

9.1経済発展と福祉を支える持続可能で強靭なインフラを開発する

包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び⼈間居住を実現する

ターゲット

11.1住宅や基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する

11.3参加型・包括的・持続可能な人間居住計画・管理能力を強化する

11.7緑地や公共スペースへのアクセスを提供する

11.a都市部、都市周辺部、農村部間の良好なつながりを支援する

取り組み:テナントサービスセンター及びビジネスサポートサービスの提供による安全で快適な環境づくり
当ビル2階にテナントサービスセンターを開設し、入居頂いている皆様に常時安全で快適な環境を提供する為、創業以来培われてきた経験を礎にきめ細かい対応を行なっています。
南館1階には羽田・成田両空港へ直結するリムジンバスの発着所を整備、JR・地下鉄22路線が利用できる立地と合わせて全国と世界各都市を結ぶ拠点となっています。
そしてこのような拠点としての利便性を更に高めるため、南館4階に「鉃鋼エグゼクティブラウンジ&カンファレンスルーム」を設置し、オープンスペースやリラクゼーションブース、シャワールームを備えたラウンジや、最大300名収容可能な貸会議室を用意しているほか、同じ南館5階にフィットネスクラブも誘致し、ビジネスサポートを行うと共に全国、世界各地へ移動する皆様に快適にご利用いただいています。
また館内動線には、障がいのある方に館内巡回を依頼し、安全上の懸念点などを指摘いただいた上で、通行の妨げとなるような自立型看板の設置をやめ、天井吊りもしくは壁面へ案内を掲示しています。また当ビル全フロアには障がいのある方、オストメイトの方に配慮した「誰でもトイレ」を設置し、当ビルを利用される皆様が安全に移動できるよう環境を提供しています。

リムジンバス
エグゼクティブラウンジ
カンファレンスルーム
吊り下げ看板
誰でもトイレ

ビジネスサポート

すべての⼈々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

ターゲット

7.1エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する

7.2再生可能エネルギーの割合を増やす

7.3エネルギー効率の改善率を増やす

包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び⼈間居住を実現する

ターゲット

11.6大気や廃棄物を管理し、都市環境への悪影響を減らす

気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

ターゲット

13.1気候関連災害や⾃然災害に対する強靭性と適応能⼒を強化する

取り組み:再生可能エネルギー100%導入/高効率設備システムの設置
当ビルでは、2050年に温室効果ガスの排出を全体としてゼロとする「脱炭素社会」に貢献する為、2021年より再生可能エネルギー由来電力を100%導入しています。
また、良好な環境作りを通して都市に対する環境上の悪影響を軽減する為、CO2センサによる適性外気量制御、駐車場換気CO制御、高温冷水・低温冷水の供給、電気室排熱を利用した給湯システム、外壁袖壁を利用した高低差自然換気システムなどを導入したほか、高効率LED照明の配置と、人感センサによる照明の自動制御、更に窓の遮熱性を向上させるLow-eガラス、太陽光追尾ブラインドを設置しています。

再生可能エネルギー由来電力100%使用
自然換気システム
Low-e ガラス

建物情報

オフィス

包摂的かつ持続可能な経済成⻑及びすべての⼈々の完全かつ⽣産的な雇⽤と働きがいのある⼈間らしい雇⽤を促進する

ターゲット

8.5雇用と働きがいのある仕事、同一労働同一賃金を達成する

8.8労働者の権利を保護し、安心・安全に働けるようにする

取り組み:ベトナム社会主義共和国でのサービスアパート「ハイズォン・ガーデン」プロジェクト
首都ハノイ東郊のハイズォン市には大型の工業団地が並び海外からの投資が続いています。
「ハイズォン・ガーデン」プロジェクトは、日本を始めとした各国から同地へ赴任した方々により良い住環境を提供する為、ベトナムに於いて邦人企業として初めて独自で長・短期宿泊用ホテル及び事務所、レストランの投資許可、土地使用契約、建設許可の取得、建築を行ない2013年より運営を開始しています。
「ハイズォン・ガーデン」では、現地スタッフとして高齢者や障がい者を含めた地域の方々を採用し、現地に於いて継続的な雇用創出に努めています。

ハイズォン・ガーデン

関連事業

包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び⼈間居住を実現する

ターゲット

11.5水害災害等による死者・被災者数を大幅削減する

気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

ターゲット

13.1気候関連災害や自然災害に対する強靭性と適応能力を強化する

13.2気候変動対策を政策、戦略及び計画に盛り込む

取り組み:中間免震構造の採用を始めBCP設備の設置
当ビルでは、関東大震災規模の地震に備え地域初の中間免震構造を採用しています。
またあらゆる非常事態に備え、非常用発電として重油専用ガスタービンと中圧ガスも使用できるデュアルフューエル方式ガスタービンを採用し、最大10日間電力供給を可能にしているほか、外部からの浸水を防ぐための防潮板を設置し、当ビルを利活用される皆様の生命と財産を守る手立てとしています。
更に地震をはじめとする各種災害に対するBCPを策定しているほか、常時2000人×3日分の飲食料と共にアルミ保温ブランケット2000人分、救急箱や発電機等を準備し、非常事態に於ける当ビル内外の帰宅困難者受け入れ体制強化に努めています。

備蓄倉庫
ガスタービン発電機

建物情報

持続可能な⽣産消費形態を確保する

ターゲット

12.2天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する

12.5廃棄物の発生を減らす

12.8持続可能な解発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする

取り組み:建設時の環境負荷低減/資源の再利用、廃棄排出物の最小化
当ビル建設に於いて再生鉄骨や再生砕石等のリサイクル材を積極的に使用した他、建設廃棄物の分別を行ない、90%以上の廃材リサイクルを達成しました。
また、敷地内雨水やビル内設備、店舗厨房などからの排水を地下中水処理設備に集積し再利用を行うことで資源の再利用に努めるとともに、廃棄物のリサイクル率向上のためごみの分別を徹底しています。
また年に2回「環境強化月間」を設定し、ご入居者の皆様とともに、省エネルギー、ごみの分別による資源の再利用の推進等の活動を行い、環境負荷の低減に努めています。

中水プラント
雨水・排水の循環システム
イメージイラスト

建物情報

陸域⽣態系の保護、回復、持続可能な利⽤の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに⼟地の劣化の阻⽌・回復及び⽣物多様性の損失を阻⽌する

ターゲット

15.1陸域・内陸淡水生体系及びそのサービスの保全・回復・持続可能な利用を促進する

15.4生物多様性を含む山地生態系を保全する

15.5絶滅危惧種の保護と絶滅防止の為の対策を講じる

取り組み:自然植生による緑化提案/ビオトープ作りを通じた生態系の保全活動
当ビルでは西側散策路を始めとして、本来この土地のあるべき姿で緑化を実現し自然の再生と保全を推進するという考えのもと、皇居や、港区白金台の附属自然教育園で武蔵野の自然植生について研究を行ない、シラカシ、タブノキ等当地域本来の自然植生を再現しています。
広島県呉市内では、我が社所有の土地に於いて関係会社と協業し78000㎡の広大なビオトープを作り、植生と生態系の関わり等周辺の環境と合わせて環境に関する研究を行なっています。
また、当地に生息している絶滅危惧種の黒メダカを題材に、各地の小中学校で、自然の大切さと未来の良好な環境を考える「メダカ交流会」を実施しています。

西側散策路
ビオトープ
メダカ交流会

建物情報

持続可能な開発のための実施⼿段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

ターゲット

17.17効果的な公的・官⺠・市⺠社会のパートナーシップを推進する

取り組み:持続可能な社会づくりへの貢献に向けた地域組織、企業グループへの参画
当社は大丸有エリアマネジメント協会及びその傘下組織や、持続可能な脱炭素社会の実現を目指す企業グループである日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)に参画し、地域の活性化・環境改善や、速やかな脱炭素社会の実現に努めています。

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